自電車社会の到来

グローバル市民社会は多元的文化表現の場 夢の実現は考えをまとめることだ

 わたしたちの住む現代社会の世界観は、科学、技術、芸術、哲学、思想など多様な表象言語文化によって形成されているといえます。文化は時代の智をより広範な社会へ広めるためのコミュニケーション手段であるものといえるし、人が種として向かう智のベクトルであるともいえないでしょうか。文化の観点で捉えなおしてみればグローバル文化への流れは私たちの進化の方向性を示唆しているともいえそうです。何事も発想が、アイデアが、考えがあって企画化される、これらを市民の立場からの考えとして実現したい。

 文化の基底をなすもの、それは特定の民族、文化、宗教、イデオロギーを越え、人々を共通の知識基盤で結びつけるものとして自然科学とか芸術などがあります。一方、地球規模で広がる環境問題、そして人口増加や資源の枯渇など、これらを乗り越えて、人類が新たな境地を切り開いて行くには、自然界の一つの種として、私たち人間がどこへ向かうべきなのかを考えることからも、文化としての自然科学・芸術に関連する知識を21世紀における人類の知識基盤として学び歴史として残していくべきものと思います。

 直面する地球の温暖化という複雑な問題に対しても、その全体像をより包括的に社会全体で考察してゆくには、これまでの知識体系の領域を越えた問題提起の方法論が社会に多数存在するべきだというのが持論です。TasukeⅠに参加する若者の例でも時代精神に敏感な次世代自転車アーティストたちといえます、自らの作品は現代科学思想を取り込みながら、感性と自由な創造力で、さまざまな角度からの思考によって表現しています。

 趣味の世界をより深く理解し表現するにも、自然科学の知識は私達市民にとっても必要な知識基盤となります。文化的方向性は次世代アーティストの作品の中に表われています、それは芸術的感性と科学的知性の統合への方向性です。爆発的に膨張し続けるインターネットの情報と知識をより統合的に纏め普遍化の方向へ向かうには、異なる世界観を持つもの同士が相互の世界観の接点を模索し合いながら、互いの知見を刺激しあうことでより高次のレベルへ喚起してゆく必要性が認められます。

 こうした異分野コミュニケーションの場を増やしてゆくためには、既成の学問体系に対する固定観念を取り払い、多種多様な問題提起の方法を寛容に受け入れることのできる、開かれた精神性を備えた場を築いてゆくことが重要課題となるのではないでしょうか。「たかが自転車で世の中が変わる!」というフレーズも市民の知恵から提案としてまとまっていくものがこれからの社会に必要なことだと思います。

BlogLinkCommunity

現在、BLOGあるいはSNSのようにネットワーキングの活用にはもってこいの利用環境が提供されています。私たちは近い将来「自電車社会の到来」する期待から、一つの提案としてバッククランドにデータベースを用意し、これに参加する個人のメンバーがBLOGあるいはSNSからインタラクティブなアクセスできるようなシステムBlogLinkCommunity(BLCと略す)を立ち上げ、多くのメンバーとの合意形成により「自電車社会のグラントプラン」を提案したいと思います。

この活動の前段階として考え方として下記に示したようなテーマを中心に自由で闊達な討議の場を用意し議論を重ねていきたいと考えています。また、いろんなテーマが提案されることを期待します。既にスタートしているものもあります。当初は有益な情報をテーマごとにリンクにインデックスを加えるというレベルから開始いたします。


次世代自転車のアイデアを語り合う
     1.パブリック自転車とパーソナル自転車
      共有自転車とプライベート保有の自転車
     2.通勤通学コリドータイプの自転車
      時速30から50km/hで走行可能なもを開発
     3.次世代ママチャリのデザイン
      買い物子供の送迎、3人乗り
     4.電動アシスト自転車について
      コリドータイプの自転車に利用
      車椅子型の電動自転車

次世代自転車フレームの規格構想を語り合う
    ここで扱う対象には競技用は対象外となります
     1.レジャーバイク
     2.実用自転車
     3.介護用自転車

自電車社会のグラントプランの提案
     1.自転車道の構造とデザイン
      都市・歩道・路地・国道・高速道路
     2.駐輪システム・交通法規
      新規性のある駐輪システムの提案
     3.自転車のシェアリング活用
      共有自転車制度の提案        
     4.夢のある自電車都市構想
      次世代都市とトランスポーテーション 
     5.次世代自転車の規格構想の提案
      レジャーバイクと実用自転車

既に参加を表明し原案とか素案を提供してくださるメンバーも出現し始めています。
これらの著作をベースにいろんな考え方の討論ができる事を目的とした場を立ち上げました。

  • 最終更新:2009-03-19 14:39:22

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